ホイールの特性
ホイールの硬度について
《ホイール特性表》 ※この表に記載されている内容は目安としてお考えください。
●ホイールの硬さの使い分けにより、マシンのセッティングを変更することなく、前後のグリップバランスを簡単に変えることが可能です。
例:フロントのグリップを高くすると、オーバーステア傾向になり(より曲がる、よりリヤが滑る)、リヤのグリップを上げると、アンダーステア傾向になります(より曲がらなくなる、よりリヤが滑りにくくなる)。
硬度の違いによるしなり具合
スーパートラクションホイールは、スタンダードホイールに比べて大きくしなります。
このしなりによって、ホイールの接地面が前後方向および横方向で増加し、駆動力(グリップ)が向上します。
N-typeホイールのしなり具合は、以下の順で大きくなります。
Normal(無印) < Traction < High Traction < Super Traction
前後のホイールでしなりを変えることで、操縦特性を調整したり、駆動力(グリップ)を最適化したりすることができます。
均一な荷重と高いトラクションを実現
N-typeホイールは、スポークの接合部をトレッド面の中心付近に合わせています。そのため、オフセットの大小に関わらず、トレッド面に均一に荷重がかかります。
また、ホイールの内側と外側でのしなりが均等化される事により、高いトラクションとコントロール性を実現しています。
ホイールオフセットについて
HAYATEドリフト用ホイールは、ホイール内側からハブ接触面まで18.5mmの位置を「ゼロオフセット」と定めています。
そこを基準にハブ接触面の位置を表したのがオフセット表示です。
「オフセット+6」の場合は基準面よりハブ接触面がホイール内側に6mm入り込んでいます。オフセットの数値が大きくなればなるほどホイールは外に置かれる形となり、シャーシのトレッド幅が広がります。
フェンダーとの位置合わせはもちろん、トレッド幅の増減による走行特性の調整も行うことができます。