RCカーレーサー広坂正美の父、正明は1987年のIFMARオフロード世界選手権で正美が優勝したことでチャンピオンメカニックの称号を得る。その後、1993年まで4WDクラスで無敗を誇り、95年大会で優勝を逃すものの1997年に王座を奪還。
ところが1999年大会でまさかの予選落ち。2人にとって耐え難い屈辱を味わう。
2001年大会で再度、王座奪還を目指すと誓った親子は勝てる車の開発に取り掛かる。数えきれないトライ&エラーを繰り返した末、完璧とも言えるプロトカーがようやく2001年に完成。しかしながら、同年に起こったアメリカ同時多発テロの発生により大会は延期に。2002年、2003年の大会には参加せず、2004年には正明の独立により親子のタッグが解消される。
二度と日の目を見ることはないかと思われた、幻のオフロードマシンが20年の時を経て復活する。
1987年夏、世界選手権で正美が優勝したことで、チャンピオンメカニックの称号を得る正明氏。世界一のメカニック&設計者として長きにわたり君臨する事に。
正美は95年大会で表彰台を逃すも、97年のカリフォルニア大会では正明がこの大会のために開発した初代MX-4により王座を奪還。再びチャンピオンロードを歩み続けると思われていた。
数えきれないトライ&エラーの末、完成したMX-4の後継機となるプロトカーを手に9月11日アメリカに出発。奇しくも同日発生したアメリカ同時多発テロの影響により大会は延期に。
「世界一の奪還」を目指し、二人の描いた理想を結実させた“Target The 2001 World Championship”モデル。
廣坂正明が設計し正美がテストドライブを務めたシャーシに、百武デザインによる門外不出の正美カラーを施された専用デザインボディ。まさに世界を狙うにふさわしい最高峰の4WDバギー。
あの屈辱から25年。親子がそれぞれの道を歩み始めて20年。くすぶり続けた屈辱を晴らすため、最強タッグが手がける最後にして究極のドリームカーを100台のみで限定生産。
90年代の「勝つためのレイアウト」であったセンターミッドシップ&ベルトドライブ4WD。モーターマウントやプーリーなどは現代基準で再設計され、研ぎ澄まされた超高効率ドライブを実現。
3mm厚のカーボン材から切り出されたメインシャーシ。強靭な車体剛性が他を寄せ付けない走りを可能に。モーター搭載部にはミーリング加工が施され、モーター位置を極限まで低く搭載可能に。
メインシャーシと芸術的なまでの一体感で仕上げられたジュラルミン製フロントブレース。オフロードバギーには必須のスキッド角が設定され、悪路での走破性を高めコントローラブルな走りをアシスト。
前後ロアアームはナイロン削出しの超高剛性仕様。適度な粘りを併せ持ち、トラベル量の多いロングスパンサスアームの特性を余すことなく発揮。強度にも優れ、耐衝撃性も最高レベル。
バルクヘッド・モーターマウント・ナックルなど、強度と精度が必要な箇所は全てアルミ削出しのゴールドアルマイト仕様。成型部品を極力排除し、比類のない高精度と耐久性を実現。
軽さと高効率を両立させるアルミ製ユニバーサルシャフトを前後に装備。回転質量を大きく減らすことで、あらゆる場面から鋭く反応する、純競技用マシンにふさわしいシャープなスロットルレスポンス。
ひろさかオリジナルの希少なチタンカラーカーボンが特別なマシンであることを主張。強靭なピッチング剛性とダンパー保持剛性といった機能的な面はもちろん、そのスペシャルな雰囲気を存分に引き立てる。
形状に特に拘って設計された、マシンの顔となる3mm厚ゴールドカーボン仕上げのフロントショックタワー。全世界100台限定のスペシャルモデルの証となるシリアルナンバーとMX-4の文字を刻印。
足回りを固めるのは前後アルミ製のビッグボアショック。専用ガンメタアルマイトによる精悍なルックスと路面を選ばない高度な走破性を両立。高いシーリング性とスムーズな動作を約束するXリングを標準で装備。
チームあざらし木村氏によってクレイモデルから起こされた専用のオリジナルデザインボディ。どこか懐かしさを感じるデザインと、現代的に洗練されたシェイプが融合したスペシャルでダイナミックな造形。
長年、広坂正美のボディペイントを担う”百武デザイン”による正真正銘のMasamiカラー。熟練の技術によって1枚1枚が丁寧に手作業で塗装される。世界に一品だけのカラーリングボディ。
スリムなメインシャーシを保護する専用設計アンダーカバー。軽く強度に優れるブラック仕様のポリカーボネート製。塗装ではなく成形色のため、路面からの衝撃や擦過などによる色の剥離がなく思い切った走行が可能。
タイヤ・ホイールは汎用性に優れた競技用スタンダードの2.2インチ径。路面や走行シチュエーションに合わせ幅広いタイヤ選択を可能に。クランプ式六角ハブは肉抜きを施したライトウエイト仕様。
グリップ力に定評あるジーフォース製ソフトコンパウンドタイヤを広坂正美が1つ1つ手切りでフロント用に加工。同じく広坂正美の手で成形されたBBインナーを装着しタイヤのパフォーマンスを最大限に引き上げる。
標準装備のスリッパークラッチに加えダイレクトスパーギアホルダーが付属。大きく肉抜きを施した軽量仕上げで、スロットルレスポンスとダイレクト感を高めキレ味の増した走りを可能に。
全長 | 405mm |
全幅 | 245mm |
全高 | 145mm(ウイング含む) |
ホイールベース | 276mm |
フロント ドレッド | 235mm |
リヤ トレッド | 245mm |
タイヤ幅/径 | フロント 32/91mm リヤ 42/91mm |
二次減速比 | 1.9:1 (20T/38T) |
ボディ | チームあざらしデザインオリジナルボディ 百武デザイン塗装カット済み |
ウイング | GENOVAキット標準品 |
全備重量 | 1500g |
走行に必要なもの | 送信機、受信機、ステアリングサーボ、ESC(スピードコントローラー)、走行用バッテリー、モーター、充電器(バッテリー充電用) |
販売価格 | ¥264,000(税込)100台限定生産 |
製品に含まれる物
MX-4 FOREVER本体(組み立て完成済み)、専用桐箱、MX-4 FOREVER分解図、正明&正美サイン入りメモリアルフォト
264,000円(税込)
100台限定生産
2024年6月1日(土) 12:00〜9月16日(月) 23:59
※予定数に達し次第終了
2024年9月末発送予定
※生産状況により遅れる場合があります
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